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Qwen-Image-Editとは?画像編集AIの特徴・使い方・商用利用と最新版の違いを解説

「Qwen-Image-Editという画像編集AIが高性能だと聞いた」「商用で使えるのか、どの版を使えばよいのか知りたい」。画像の制作や編集にAIを活用したい企業から、こうした質問をいただく機会が増えています。

Qwen-Image-Editは、AlibabaのQwenのチームが公開した、文章の指示で画像を編集できるAIのモデルです。公式の情報によると、画像の中の文字の編集や、人物・商品の見た目を保ったままの編集などが得意で、Apache 2.0のライセンスで公開されています。2025年12月には、改良版のQwen-Image-Edit-2511が公開されました。

本記事では、公式のGitHubやHugging Faceの情報と解説をもとに、Qwen-Image-Editの特徴、版ごとの違い、使い方、商用の利用の条件、業務で使うときの注意点までを整理します。

確認したいポイント結論詳細
Qwen-Image-Editとは?Alibabaの画像編集AIのモデルAlibabaのQwenのチームが公開した、文章の指示で画像を編集できるAIのモデルです。画像の中の文字の編集も得意です。
どこで使える?Qwen Chatやモデルのダウンロード公式の案内では、Qwen Chatの画像編集の機能で試せます。モデルのデータはHugging Faceなどで公開されています。
商用で使える?Apache 2.0のライセンス公式のページによると、Apache 2.0のライセンスで公開されています。ただし、編集の内容の権利には注意が必要です。
最新版は?2511が改良版として公開公式によると、2025年12月にQwen-Image-Edit-2511が公開され、人物の一貫性などが改善されています。

この記事でわかること

  • Qwen-Image-Editとは何か、どのような編集ができるのか
  • 最初の版から2509、2511までの版ごとの違い
  • Qwen Chatやモデルのダウンロードなど、使う方法
  • Apache 2.0のライセンスと、商用の利用の考え方
  • 人物の画像や権利など、業務で使うときの注意点
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目次

Qwen-Image-Editとは

最初に、Qwen-Image-Editがどのようなものなのかを確認しておきましょう。

Alibabaの画像編集AIのモデル

Qwenは、Alibabaが開発するAIのモデルのシリーズです。公式のGitHubによると、Qwen-Imageは、複雑な文字の描画と、正確な画像の編集ができる、画像の生成の基盤となるモデルです。

Qwenのシリーズには、文章を扱うモデルや、画像を理解するモデルなどもあり、多くのモデルがオープンに公開されている点が特徴です。

Qwen-Image-Editは、このQwen-Imageをもとにした、画像の編集に特化したモデルです。元の画像と、「どう変えたいか」の文章の指示を渡すと、AIが画像を編集します。

画像の編集のソフトの操作を覚えなくても、言葉で指示するだけで編集できるのが大きな利点です。

モデルのデータが公開されている

Qwen-Image-Editの大きな特徴は、モデルのデータ(重み)が公開されていることです。公式によると、Hugging FaceやModelScopeでモデルのデータが公開されており、自社の環境で動かすこともできます。

自社の環境で動かせば、画像を外部のサービスに送らずに編集できるため、社外秘の素材を扱う場合にも検討しやすくなります。

公式のページによると、Qwen-ImageはApache 2.0のライセンスで公開されています。

手軽に試す方法

公式のページでは、最新のモデルを試すには、Qwen Chatの画像編集の機能を選ぶよう案内されています。モデルを自分の環境で動かさなくても、ブラウザで手軽に試せます。

ただし、Qwen Chatで試す場合は、社外秘の画像をアップロードしないよう注意しましょう。

Qwen-Image-Editでできること

ここでは、公式の情報や解説にもとづいて、Qwen-Image-Editでできることを紹介します。

文章の指示での画像の編集

「背景を海辺に変えて」「この人の服を赤いジャケットにして」のように、文章で指示するだけで画像を編集できます。画像の内容の意味を理解した編集ができるのが特徴です。

解説によると、物の追加や削除、画風の変更、角度の変更など、さまざまな編集に対応していると紹介されています。

画像の中の文字の編集

公式の情報によると、Qwen-Imageは複雑な文字の描画が得意です。Qwen-Image-Edit-2509では、文字の内容の変更に加え、文字の書体、色、素材の質感も編集できると案内されています。

画像の中の文字は、これまでの画像生成AIが苦手としてきた分野の1つです。文字の編集に強いことは、Qwen-Image-Editの大きな特徴といえます。

ポスターや看板の文字を差し替えるといった編集にも活用できます。公式の情報では、文字の編集と画像の編集を組み合わせたポスターの編集の例も紹介されています。

人物や商品の一貫性を保った編集

公式の情報によると、Qwen-Image-Edit-2509では、人物の顔や、商品の見た目を保ったまま編集する能力が向上しています。2511では、人物の一貫性がさらに改善されています。

画像の編集のAIでは、編集の後に人物の顔や商品の形が変わってしまうことが課題とされてきました。一貫性の向上は、業務で使いやすくなる大切な改善です。

複数の画像を使った編集

公式の情報によると、Qwen-Image-Edit-2509から、複数の画像を使った編集に対応しました。2511では、2人の別々の人物の画像を、自然な集合写真に合成することなども紹介されています。

複数の画像を使えば、商品の画像と背景の画像を組み合わせるといった編集も考えられます。

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版ごとの違い

Qwen-Image-Editには、いくつかの版があります。公式の情報や解説にもとづいて、版ごとの特徴を表で整理します。

版主な特徴(公式の情報や解説による)
Qwen-Image-Edit最初のバージョン。画像の意味の編集や見た目の編集、画像の中の文字の編集に対応
Qwen-Image-Edit-2509複数の画像を使った編集に対応。人物・商品・文字の一貫性を向上
Qwen-Image-Edit-25112509の改良版。画像のずれの軽減、人物の一貫性の向上、LoRAの統合など
Qwen-Image-2.0(参考)生成と編集を1つにした次世代のモデル。APIのみで提供とされる

Qwen-Image-Edit-2509

公式の情報によると、2509版の主な更新は、複数の画像の入力への対応です。また、1枚の画像の編集でも、人物、商品、文字の一貫性が大きく向上しています。

公式の情報では、2509の版について、人物の一貫性と文字の描画の力を組み合わせた画像の作成にも向いていると紹介されています。

Qwen-Image-Edit-2511

公式のページによると、2511の版は、2509の版の改良版で、一貫性の向上を中心に、複数の改善が加えられています。主な改善は、画像のずれの軽減、人物の一貫性の向上、人気のLoRAの統合、工業デザインの生成の強化、図形の推論の力の強化です。

公式のページによると、人気のLoRAの効果をモデルに組み込んだため、追加の調整なしでその効果を使えるとされています。また、設計や注釈のための補助線を描くといった、図形の推論の力も強化されています。

公式のページでは、2511について、複数の人物が写った集合写真での一貫性もさらに向上したと案内されています。

次の世代のQwen-Image-2.0

解説によると、2026年2月には、生成と編集を1つにした次世代のモデル「Qwen-Image-2.0」が公開されたと紹介されています。ただし、解説によると、2026年8月の時点ではAPIのみで提供され、モデルのデータは公開されていないとされています。

モデルのデータを自社の環境で使いたい場合は、公開されているQwen-Image-Edit-2511までが対象になる点に注意しましょう。

Qwenのモデルは更新の頻度が高いため、新しい版の公開の情報も定期的に確認しましょう。

Qwen-Image-Editを使う方法

Qwen-Image-Editを使う方法は、目的によって異なります。

使う方法向いている利用者
Qwen Chat手軽に試したい一般の利用者
モデルを自分の環境で動かす自社の環境で使いたい開発者・企業
ComfyUIなどのツール画像の生成の作業の流れを組み立てたい制作者
クラウドのAPI自社のアプリやシステムに組み込みたい開発者

Qwen Chatで試す

公式のページでは、Qwen Chatの画像編集の機能で最新のモデルを試せると案内されています。まずはQwen Chatで、どのような編集ができるかを確かめるのがおすすめです。

自社の環境で動かす

公式のGitHubやHugging Faceでは、Pythonのライブラリ(diffusers)を使ってモデルを動かす方法が案内されています。解説によると、モデルの大きさは200億のパラメーターと紹介されており、高い性能のGPUが必要です。

自社の環境で動かす場合は、GPUの用意やサーバーの管理の手間と費用も考えて、クラウドのサービスと比べましょう。

解説によると、データを軽くした(量子化した)版も、コミュニティによって公開されていると紹介されています。

量子化した版は、必要なGPUの性能を下げられる一方で、品質が少し下がる場合があります。

ツールやAPIで使う

ComfyUIなどの画像の生成のツールでも使えると紹介されています。また、クラウドのAPIを使えば、自社のアプリやシステムに組み込むこともできます。

公式のGitHubでは、画像の生成の処理を高速にする仕組みにも、公開の当日から対応していると案内されています。

基本の使い方(Qwen Chat)

ここでは、Qwen Chatでの基本の使い方の流れを紹介します。画面の表示は変わることがあるため、詳しくは公式の案内を確認してください。

ステップ1|画像編集の機能を選ぶ

Qwen Chatを開き、画像編集の機能を選びます。

利用には、アカウントの作成が必要な場合があります。

ステップ2|画像をアップロードする

編集したい画像をアップロードします。複数の画像を使う編集の場合は、必要な画像をすべてアップロードします。

画像は、対象がはっきり写っている、明るいものを選びましょう。

ステップ3|編集の指示を入力する

どのように変えたいかを文章で入力します。変える部分と、変えない部分を明確に伝えると、意図に近い結果になりやすくなります。

この商品の写真の背景を、明るい木目のテーブルの上に変えてください。

商品の形や色、ラベルの文字は変えないでください。

ステップ4|確認して調整する

結果を確認し、意図と違う部分があれば、指示を調整して編集し直します。

確認の際は、人物の顔、商品の形や色、文字などが、意図せず変わっていないかを特に注意して見ましょう。

意図どおりに編集するコツ

Qwen-Image-Editで、意図どおりに編集するためのコツを紹介します。

変える部分と変えない部分を明確にする

どこを、どのように変えるかに加えて、どこは変えないでほしいかも伝えましょう。「人物の顔は変えない」「商品のラベルの文字はそのまま」のように指定すると、意図しない変化を防ぎやすくなります。

変える部分の位置(左上、中央の人物など)も具体的に伝えると、より正確に編集しやすくなります。

1回の指示で変える内容を絞る

多くの変更を1回の指示にまとめると、意図どおりにならないことがあります。1回の指示では1つか2つの変更に絞り、少しずつ編集を重ねると、結果を確認しながら進められます。

編集を重ねる場合は、途中の画像も保存しておくと、うまくいかなかったときに戻りやすくなります。

文字の編集は内容を正確に書く

画像の中の文字を変える場合は、変更後の文字を正確に指示しましょう。書体や色、素材の質感も指定すると、デザインに合った文字にしやすくなります。

文字の編集の後は、誤字がないか、文字が崩れていないかを必ず確認しましょう。

元の画像の品質を整える

元の画像が明るく、はっきり写っているほど、編集の結果も安定しやすくなります。低い解像度やぶれた画像は、編集の前に整えておきましょう。

編集に使う元の画像は、自社が使う権利を持つものに限ることも大切です。

部署別の活用例

ここでは、部署ごとのQwen-Image-Editの活用例を紹介します。いずれも、権利に配慮した素材と内容であることが前提です。

EC・商品の担当の部署

商品の写真の背景を変える、季節に合わせた雰囲気にするなどの編集で、商品のページの画像を効率よく作れます。

撮影の手配や、撮影の後の加工の手間を減らせるのが利点です。

マーケティング・広報の部署

広告やポスターの文字の差し替えや、同じ画像をもとにした複数のバリエーションの作成に活用できます。

複数の案を作って反応を比べる広告のテストにも役立ちます。

デザイン・企画の部署

デザインの案の色や素材を変えて比べる、製品のデザインの方向性を検討するといった使い方が考えられます。

社内の会議で、複数の案を画像で比べながら議論できるため、意思決定を早く進められます。

AIで業務を効率化する方法の全体像は、AIで業務効率化する方法とは?活用例・おすすめツール・導入手順を解説でも紹介しています。

関連記事:AIで業務効率化する方法とは?活用例・おすすめツール・導入手順を解説

商用の利用の考え方

Qwen-Image-Editを業務で使う場合の、商用の利用の考え方を整理します。

Apache 2.0のライセンス

公式のページによると、Qwen-ImageはApache 2.0のライセンスで公開されています。Apache 2.0は、商用の利用、改変、再配布を認める、広く使われているライセンスです。ただし、著作権の表示などの条件は守る必要があります。

使う版のライセンスの記載は、ダウンロードの前に公式のページで確認しておきましょう。

解説によると、2025年12月までに公開されたQwen-Imageのモデルは、Apache 2.0のライセンスで、商用の利用や、追加の学習、自社の環境での運用ができると紹介されています。

サービスごとの利用規約

Qwen ChatやクラウドのAPIを使う場合は、それぞれのサービスの利用規約も確認しましょう。モデルのライセンスとは別に、サービスの利用の条件が定められている場合があります。

特に、アップロードした画像のデータの扱いは、サービスの利用規約やプライバシーの方針で確認しておくことが大切です。

編集の内容の権利は別に考える

モデルを商用で使えることと、編集した画像の内容が他人の権利を侵害しないかは、別に考える必要があります。他人の写真、作品、キャラクター、ロゴなどを無断で編集して使うと、権利の問題につながるおそれがあります。

判断に迷う場合は、法務の担当者や専門家に相談しましょう。

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業務で使うときの注意点

Qwen-Image-Editを業務で使う場合は、次の点に注意が必要です。

人物の画像の扱い

Qwen-Image-Editは、人物の顔を保ったまま編集することが得意です。そのため、実在の人物の写真を、本人の意図しない形に編集することには特に注意が必要です。本人の同意なく人物の画像を編集・合成すると、肖像の権利の侵害や、名誉の毀損につながるおそれがあります。

社員の写真を広告などに使う場合も、使う目的と公開の範囲を説明し、同意を得るようにしましょう。

誤解を招く画像を作らない

事実と異なる状況を写真のように見せる画像は、誤った情報の拡散につながるおそれがあります。AIで編集したことを明記するなど、見る人が誤解しないよう配慮しましょう。

公開の前には、作成した人以外の担当者が確認する手順を設けると安心です。

特に、報道や事実の記録として使う写真を、AIで編集することは避けましょう。

日本語の文字の編集の精度

公式の情報では、文字の編集の能力が強調されていますが、日本語の文字の編集の精度は、使う前に確認しましょう。誤字や崩れた文字がないかを、必ず確認することが大切です。

日本語の文字が正確に描けない場合は、文字の部分だけデザインのソフトで入れるといった使い分けも検討しましょう。

自社の環境で動かす場合の管理

モデルを自社の環境で動かす場合は、画像のデータを外部に送らずに編集できる利点があります。一方で、サーバーの管理、セキュリティの対策、利用の記録などを自社で行う必要があります。セキュリティを重視した生成AIの環境づくりについては、AOAIとは?Azure OpenAI ServiceとChatGPTの違い・導入の進め方を解説でも紹介しています。

モデルのデータは、公式のページなど信頼できる配布元からダウンロードしましょう。

関連記事:AOAIとは?Azure OpenAI ServiceとChatGPTの違い・導入の進め方を解説

業務での活用例

ここでは、Qwen-Image-Editの業務での活用例を紹介します。

商品の画像の背景の変更

商品の写真の背景を、さまざまな場面に変えることで、撮影の手間を減らせます。公式の情報によると、2509から商品の一貫性が向上しているため、商品の見た目を保ったまま背景を変えやすくなっています。

編集の後の画像が、実際の商品と色や形が異なることがないよう、公開の前に確認しましょう。

ポスターや広告の文字の差し替え

既存のポスターや広告の画像の文字を差し替えて、別のキャンペーン用の画像を作る使い方が考えられます。

デザインを一から作り直さずに、文字や一部の要素だけを変えた複数の版を短い時間で作れます。

設計や説明の資料

公式の情報によると、2511では工業デザインの生成や、補助線を描く図形の推論の力が強化されています。製品のデザインの検討や、説明の資料の作成にも活用できる可能性があります。

ただし、正式な設計の図面の代わりにはならないため、検討の段階での活用にとどめましょう。

自社のシステムへの組み込み

モデルのデータが公開されているため、自社のシステムに画像の編集の機能を組み込むことができます。AIを活用したシステムの開発は、ネクストスケールのAIシステム開発でも支援しています。

たとえば、ECサイトの管理の画面で、商品の画像の背景を自動で整えるといった機能が考えられます。

ほかの画像編集AIとの使い分け

画像を編集できるAIは、Qwen-Image-Editのほかにも多くあります。

Qwen-Image-Editが向いている場合

モデルのデータを自社の環境で使いたい、画像の中の文字を編集したい、商用で使えるライセンスのモデルを使いたい場合は、Qwen-Image-Editが候補になります。

自社のシステムに組み込みたい場合にも、モデルのデータが公開されていることは大きな利点です。

ほかのサービスが向いている場合

自社の環境を用意せずに手軽に使いたい、デザインのツールの中で編集したい場合は、クラウドの画像編集のサービスや、デザインのツールのAIの機能も検討しましょう。同じ画像と指示で複数のサービスを試し、結果を比べると、自社に合ったものを選びやすくなります。

画像編集AIの分野は変化が早いため、定期的に情報を確認し、使うサービスを見直すことも大切です。

業務の効率化に役立つツールの選び方の考え方は、業務効率化ツールとは?目的別の選び方と導入のコツでも紹介しています。

関連記事:業務効率化ツールとは?目的別の選び方・おすすめカテゴリ・導入のコツを徹底解説

社内で導入する進め方

会社でQwen-Image-Editを使う場合は、段階を踏んで進めることが大切です。

まずはQwen Chatで試す

Qwen Chatで、自社の用途に合った編集ができるかを試しましょう。社外秘の素材は使わず、公開されても問題のない画像で試すのが安心です。

試す際は、実際の業務で多い編集の種類(背景の変更、文字の差し替えなど)を中心に確かめると、導入の判断がしやすくなります。

使う方法を決める

試した結果をもとに、Qwen Chatやクラウドのサービスを使うか、自社の環境で動かすかを決めます。扱う画像の機密性や、使う量によって、適した方法が変わります。

自社の環境で動かす場合は、社内に技術の担当者がいるか、外部の支援を受けるかも検討しましょう。

利用のルールを決める

編集してよい画像、人物の画像の扱い、公開の前の確認の手順、AIで編集したことの表示の方法を、社内のルールとして決めておきましょう。

ルールは、わかりやすい文書にまとめて、使う社員全員に共有しましょう。

Qwen-Image-Editに関するよくある質問

最後に、Qwen-Image-Editについてよく寄せられる質問と、その回答を紹介します。

無料で使える?

公式の案内では、Qwen Chatで試せるとされています。モデルのデータはApache 2.0のライセンスで公開されているため、自社の環境で動かす場合はライセンスの費用はかかりません。ただし、高い性能のGPUなどの費用がかかります。

クラウドのAPIを使う場合は、使った量に応じた料金がかかります。

どの版を使えばよい?

モデルのデータを使う場合は、公開されている中で新しい2511が基本の選択肢になります。公式のページによると、2511は2509の改良版として、一貫性などが改善されています。

APIで手軽に使いたい場合は、次の世代のQwen-Image-2.0などのサービスも、条件を確認したうえで検討できます。

日本語で指示できる?

日本語での指示でも編集できる場合がありますが、うまくいかない場合は、英語や中国語の指示も試してみましょう。指示の文章は、ChatGPTなどの生成AIで整えると効率的です。

うまくいった指示の文章は、社内で共有しておくと、ほかのメンバーも効率よく使えます。

社員が生成AIを業務で安全に使いこなせるよう、生成AI活用研修などで基礎をそろえておくのも効果的です。

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まとめ|Qwen-Image-Editの特徴を理解し、権利に配慮して活用しよう

Qwen-Image-Editは、AlibabaのQwenのチームが公開した、文章の指示で画像を編集できるAIのモデルです。画像の中の文字の編集や、人物・商品の見た目を保った編集、複数の画像を使った編集が得意で、2025年12月には改良版の2511が公開されました。

Apache 2.0のライセンスで公開されており、Qwen Chatで試すことも、自社の環境で動かすこともできます。業務で使う場合は、人物の画像の扱い、編集の内容の権利、誤解を招く画像を作らないといった点に注意しましょう。詳しくは、Hugging Faceの公式のモデルのページで確認できます。

ネクストスケールでは、AI活用の戦略設計から、ツールの選定、利用ルールの整備、AIを活用したシステム開発、社員研修までを一気通貫で支援しています。支援の詳細はAIコンサル・AX伴走支援のページで紹介していますので、生成AIの活用をどこから進めるか迷っている場合も、お気軽にご相談ください。

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この記事の監修者

石丸真平

石丸真平

株式会社ネクストスケール 代表取締役

株式会社ネクストスケール代表取締役。2002年、愛媛県東温市生まれ。2022年3月、19歳で同社を設立した。中小企業のAI導入を、法人向けAI研修、AX伴走支援(AIコンサルティング)、AIシステム・AIエージェント開発で支援している。支援先の戦略設計に関わり、現場の担当者と業務を見直しながら開発と改善を進める。自社の経営・営業・請求の業務にもAIエージェントを組み込み、日々運用している。支援先は累計150社以上(2026年6月30日時点・当社調べ)。法人向けAI研修では、顧客アンケートで96.3%が「効果があった」と回答している(2026年6月30日時点の当社公表値)。
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