AI漫画の作り方とおすすめツール比較 無料で始める手順と商用利用の注意点【2026年最新】
2026年8月9日
著者:NEXT SCALE編集部
監修者:石丸真平

絵が描けなくても漫画が作れる。画像生成AIの普及によって、この状態が現実のものになりました。SNSでは個人が制作したAI漫画が日常的に流れ、Kindleでの出版や企業の広告表現にも使われ始めています。
一方で、キャラクターの顔が毎コマ変わってしまう、コマ割りが崩れる、商用利用してよいか判断がつかないといった壁にぶつかる人も少なくありません。この記事では、必要な工程の整理からツールの比較、品質を左右するコツ、著作権と販売先の規約まで順に解説します。
| 確認したいポイント | 結論 | 詳細 |
| AI漫画とはどういうもの? | AIで作画や構成を担う漫画 | 全工程をAIに任せる形から、人の手を入れる形、動画化した漫画まで幅があります。 |
| 漫画を作るには何の工程が必要? | 構成・作画・仕上げの3段階 | プロット、ネーム、キャラ設定、コマ割り、作画、セリフ入れという流れは従来と変わりません。 |
| どのツールを使えばいい? | コマ割り対応の専用ツールが軸 | コマ割りまで担う漫画特化ツールを軸に、画像生成と文章生成のツールを組み合わせます。 |
| 実際どうやって作り進める? | 6ステップで1話が形になる | テーマ決めからプロット、キャラ固定、コマ生成、セリフ入れ、仕上げまでの順に進めます。 |
| 品質を上げるコツは? | キャラの一貫性を最優先する | 顔が毎コマ変わると読めません。参照画像とプロンプトの型を固定することが出発点になります。 |
| 商用利用しても大丈夫? | 類似性と依拠性の2要件で判断 | 既存作品に似ていないか、それを認識して作っていないか。この2点が著作権侵害の分かれ目です。 |
| どこで収益化できる? | 出版・SNS・企業案件の3方向 | Kindle出版、SNSや動画での発信、企業の広告漫画や採用コンテンツが主な出口になります。 |
この記事でわかること
- AI漫画の3つのタイプと、それぞれに必要な作業量の違い
- コマ割りまで対応する専用ツールと汎用の画像生成ツールの使い分け
- キャラクターの顔が毎コマ変わる問題への具体的な対処
- 文化庁の考え方にもとづく、著作権侵害になる条件の整理
- Kindleや同人販売でのAI申告ルールと、企業利用での注意点
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AI漫画とは何か
AI漫画は、作画や構成の一部あるいは全部を生成AIが担う漫画を指します。定義が固まった言葉ではなく、文脈によって指す範囲が変わる点に注意が必要です。SNSで話題になる作品、Kindleで販売される電子書籍、YouTubeで流れる漫画動画。いずれもAI漫画と呼ばれています。
共通しているのは、従来なら数年の画力習得が前提だった作業を、技術以外の方法で越えられるようになった点です。絵を描く技能ではなく、何を描くかを決める力と、生成結果を選び取る目が成果を分ける構造に変わりました。
3つのタイプと必要な作業量
| タイプ | AIが担う範囲 | 人が担う範囲 | 向いている人 |
| フルAI型 | プロットから作画・仕上げまで | テーマ設定と生成結果の取捨選択 | まず体験してみたい初心者 |
| ハイブリッド型 | 下絵や背景、彩色の生成 | ネーム、修正、加筆、仕上げ | 品質を優先したい制作者 |
| 漫画動画型 | イラストと音声の生成 | 台本、編集、テロップ、投稿運用 | SNSや動画で発信したい人 |
取り組む順序としては、フルAI型でどこまでできるかを体感してから、品質を上げたい段階でハイブリッド型に進む流れが現実的です。最初からペイントソフトの操作習得に取りかかると、学習の負荷が高く途中で止まりやすくなります。
自動化されたのは作画だけではない
画像生成に目が向きがちですが、変化はもっと広い範囲に及んでいます。プロットの案出し、キャラクターの設定づくり、セリフの推敲、コマ割りのレイアウト、さらには音声の読み上げまで、それぞれに対応するツールが出そろいました。
作業のうち機械に渡せる部分が増えたぶん、人の判断が必要な工程がむしろ浮き彫りになっています。何を伝える話にするか、どのコマで読者の視線を止めるか。この種の設計は依然として人の領域です。画像生成そのものの基礎は
▶ 画像生成AIの使い方と主要サービスの違いで整理しています。
従来の漫画制作との違い
手描きの制作では、描き直しに時間がかかるため、ネームの段階で構成を固めきる必要がありました。生成AIを使う場合、作画のやり直しが数分で済むため、作りながら構成を調整する進め方が取れます。
反面、狙った絵を一発で出すことは難しく、同じプロンプトでも結果が揺れます。生成と選別を何度も往復する作業が中心になるため、「描く時間」が「選ぶ時間」に置き換わったと捉えたほうが実態に近くなります。
AI漫画に必要な工程
使う道具が変わっても、漫画を成立させるために必要な工程そのものは変わりません。どこをAIに任せ、どこを自分でやるかを判断するために、全体像を先に押さえておきます。
プロットとネーム:物語の骨格
テーマ、起承転結、キャラクターの関係性を整理するのがプロットの段階です。ここが曖昧なまま作画に進むと、生成した絵は綺麗でも読み進められない作品になります。文章生成AIにテーマを与えて複数案を出させ、その中から選ぶ進め方が効率的です。
ネームはコマの並びとセリフの配置を決める設計図です。AI漫画で最も軽視されやすく、最も品質に効くのがこの工程です。紙に手書きの棒人間で描くだけでも構いません。コマごとに何を見せるかが決まっていれば、生成の指示も具体的になります。
コマ数の目安を先に決めておくのも有効です。4コマなら1つの落ち、8ページなら起承転結を1周させる。器の大きさが決まっていれば、詰め込みすぎて説明的になる失敗を防げます。
キャラクター設定と画風の固定
登場人物の外見的な特徴を、言葉で書き出して固定します。髪型、髪色、目の色、服装、体型、年齢感。この設定文をプロンプトの共通部分として毎回使い回すことで、コマ間のばらつきを抑えられます。
画風についても同様です。線の太さ、トーンの濃さ、彩色の有無を最初に決め、全編で統一します。途中で画風が変わると、読者は別作品と感じてしまいます。
作画・セリフ入れ・仕上げ
コマごとに画像を生成し、レイアウトに配置します。その上に吹き出しとセリフを載せ、効果音や集中線を加えて仕上げます。画像内に文字を描かせるのではなく、吹き出しとテキストは編集ツール側で載せるのが基本です。
仕上げでは、コマ間の明るさや色調をそろえる調整が効きます。1コマずつ生成すると全体のトーンがばらつくため、最後にまとめて補正する工程を挟むと完成度が変わります。
AI漫画作成ツールの比較
ツールは役割ごとに3系統に分かれます。1つですべてをまかなうより、工程ごとに使い分けたほうが結果的に早く仕上がります。
| 系統 | 担う工程 | 代表的なサービス | 選ぶときの視点 |
| 漫画特化ツール | コマ割り・配置・書き出し | Anifusion、Canvaの漫画機能など | 縦書き対応と日本語フォントの有無 |
| 画像生成ツール | キャラクター・背景の作画 | 汎用の画像生成サービス全般 | 参照画像でキャラを固定できるか |
| 文章生成ツール | プロット・セリフ・ネーム案 | ChatGPT、Claude、AI BunChoなど | 日本語の自然さと長文の一貫性 |
| 編集ツール | 吹き出し・効果音・仕上げ | 画像編集ソフト、Canvaなど | テンプレートと書き出し形式 |
コマ割りまで担う漫画特化ツール
漫画として成立させるうえで最も手間のかかるコマ割りを、テンプレートから選ぶだけで組めるのがこの系統の利点です。コマごとに内容を言葉で説明して生成させ、そのままキャンバス上で調整できます。
選定で見るべきは日本語まわりの対応です。縦書きテキストに対応しているか、漫画向けの日本語フォントが用意されているか。ここが弱いツールは、日本語の作品づくりでは仕上げの手間が跳ね上がります。
画像生成に強い汎用ツール
作画の品質を追う場合は、汎用の画像生成サービスを使い、生成した画像を編集ツールで組み上げる構成になります。参照画像を渡してキャラクターの見た目を維持する機能があるかどうかが、実用性を大きく左右します。
無料枠のあるサービスも多く、まず試すこと自体のハードルは低くなっています。ただし商用利用の条件はプランごとに異なるため、販売を想定するなら利用規約の確認が先です。
文章生成ツールと編集ツール
プロットづくりでは、テーマを与えて複数の展開案を出させる使い方が向いています。日本語の物語生成に特化したサービスもあり、和風の題材や日本的な言い回しを扱う場合は相性が出ます。
吹き出しやセリフの配置、効果音の追加は編集ツールの担当です。漫画テンプレートを備えたサービスであれば、4コマから長編形式まで用途に応じたレイアウトをすぐに用意できます。
AI漫画の作り方6ステップ
実際の制作手順を順に追います。1話分を通して作ってみると、どの工程に時間がかかるかが体感でつかめます。
ステップ1〜3:構成を固める
・テーマと読者を決める:誰に何を伝える話かを一文で書き出す
・プロットを作る:文章生成AIに複数案を出させ、起承転結の形に整える
・キャラクターを設定する:外見の特徴を文章化し、参照画像を1枚確定させる
ステップ3で確定させた参照画像が、以降すべてのコマの基準になります。ここで妥協すると、後の工程すべてに影響が出ます。気に入る1枚が出るまで、何十回でも生成し直す価値がある工程です。
ステップ4〜6:形にして仕上げる
・コマ割りを決める:テンプレートを選び、各コマに何を描くかをメモする
・コマごとに作画する:共通の設定文+そのコマ固有の描写でプロンプトを組む
・セリフを載せて仕上げる:吹き出し、効果音、トーン調整を行い書き出す
ステップ5では、1コマにつき複数枚を生成して選ぶ前提で進めてください。1枚目で採用できることはほとんどなく、数を出して選別する作業が品質を作ります。
書き出し形式は用途によって変わります。SNS投稿なら正方形や縦長、Kindle出版なら販売先の指定サイズ、動画化するなら横長。出口を決めてから作り始めると、作り直しを避けられます。
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品質を左右する4つのコツ
作ってみると分かるのは、生成の技術より運用の工夫が効くという事実です。つまずきやすい箇所に対して、先に手を打っておきます。
キャラクターの一貫性を最優先する
AI漫画で最も多い失敗が、コマごとに顔が変わることです。読者は同一人物として認識できず、物語を追えなくなります。対策は、参照画像を固定したうえで、外見の設定文を毎回同じ文言で使うことに尽きます。
服装や髪型を途中で変える演出は、一貫性が安定してから試してください。登場人物は3人程度までに絞るのも有効な手です。人数が増えるほど、それぞれを維持する難度は跳ね上がります。
画風とコマ間のつながりをそろえる
同じキャラクターでも、背景の描き込み量や光の当たり方が変わると別作品のように見えます。時間帯、場所、光源をプロンプトに明記し、連続するコマでは同じ指定を維持してください。
生成後の色調補正も効果的です。全コマをまとめて同じフィルターにかけるだけで、統一感は目に見えて上がります。
画像内の日本語は生成に任せない
画像生成AIは、画像内の日本語文字を正確に描くことを苦手としています。存在しない文字やゆがんだ文字が混ざるため、看板や本の表紙といった文字要素は生成させず、後から編集ツールで載せる方針が確実です。
セリフと吹き出しも同じ扱いです。テキストレイヤーとして載せておけば、修正も差し替えも簡単に行えます。
プロンプトを型として蓄積する
毎回ゼロから指示文を書いていると、品質が安定せず時間もかかります。キャラクター設定、画風指定、構図の指示をパーツに分けてテンプレート化し、可変部分だけを差し替える運用にしてください。
構図の指示は、カメラの位置と距離で言い換えると安定します。「顔のアップ」「腰から上」「背景を広く見せた全身」といった語彙をあらかじめ決めておけば、コマごとの見せ方を意図的に変えられます。
うまくいったプロンプトと生成結果をセットで記録しておくと、資産として積み上がります。この蓄積が、続けられる人と途中で止まる人を分けます。社内で複数人が制作に関わる場合は、この型の共有が前提になります。
商用利用と著作権で押さえること
AI漫画を公開したり販売したりする段階で、必ず検討が必要になるのが権利の問題です。判断の枠組みを理解しておけば、過度に恐れる必要も、無自覚に踏み込む必要もなくなります。
類似性と依拠性という2つの要件
著作権侵害が成立するかどうかは、既存の著作物との「類似性」と「依拠性」の2要件で判断されます。文化庁の文化審議会がまとめた考え方でも、この枠組みは生成AIを使った場合でも変わらないと整理されています。
問題になりやすいのは依拠性です。同資料では、AI利用者が既存の著作物を認識したうえで、それに類似したものを生成させた場合には依拠性が認められると考えられる、という整理が示されています。特定の作品名やキャラクター名をプロンプトに入れる行為は、この点で明確にリスクがあります。
詳細な整理は、文化庁「AIと著作権に関する考え方について」で確認できます。
認識していなかった場合でも、その著作物が学習データに含まれていれば依拠性が推認され得るとされています。制作過程の記録を残しておくことが、後から説明するうえで役立ちます。企業として扱う場合の考え方は
▶ 生成AIと著作権|企業が押さえる商用利用の条件でも整理しています。
ツールの利用規約と商用利用条件
著作権法とは別に、使ったサービスの規約が販売可否を決めます。無料プランでの生成物は商用利用不可とするサービス、生成物の権利をユーザーに帰属させるサービスなど、条件はまちまちです。
確認すべき項目は3つに絞れます。生成物の権利が誰に帰属するか、商用利用が許可される条件は何か、クレジット表記の義務があるか。販売を始めてから規約を読むのでは遅いため、ツール選定の時点で確認してください。
販売先ごとの規約と表明の仕方
Amazon Kindleでは、AI生成コンテンツについて出品時の申告が求められています。全編AIによるものか、人が大きく編集したものかを選択する形式で、正直に申告すれば販売自体は問題ありません。
危険なのは、無申告のまま似た内容を大量に出す行為です。スパムと判定されればアカウント単位で停止されることがあります。同人販売のプラットフォームでもAI作品の扱いに関する規定が整備されつつあるため、出品前の確認が欠かせません。
| 【ご相談】権利面の確認まで含めて企画をご一緒します商用の表現物では、著作権や販売先の規約への対応が公開後のトラブルを左右します。使うツールの規約確認、制作過程の記録、公開前のチェック手順まで含めて設計することが欠かせません。企業としての表明の仕方を含めて、実務目線でご提案します。 ▶ 企画・権利面について相談する(株式会社ネクストスケール) |
活用先と収益化の実際
作ったものをどこに出すかによって、求められる品質も運用の手間も変わります。主な出口を整理します。
個人:出版・SNS・動画
Kindle出版は参入しやすい出口として広く使われています。ただし出版しただけで売れることはなく、SNSでの告知や継続的な発信とセットで初めて動きます。冊数を増やすより、1冊の完成度を上げるほうが結果につながります。
SNSでの連載は、反応を見ながら方向を調整できる利点があります。画像中心のプラットフォームと相性がよく、投稿設計については
▶ Instagram運用の始め方と伸ばすための設計が参考になります。
漫画動画として展開する形も定着しました。イラストと音声を生成し、台本と編集を人が担う構成です。チャンネル設計の考え方は
▶ YouTube運用で成果を出すチャンネル設計で解説しています。
企業:広告・採用・社内資料
商品の使い方を伝える説明漫画、採用ページでの社員の1日、社内マニュアルの導入部分。文章では読み飛ばされる情報を、漫画にすることで読ませる手法は以前から使われてきました。制作コストが下がったことで、試せる範囲が広がっています。
企業利用で効くのは、絵の巧拙より伝える順序の設計です。誰のどんな困りごとから始め、どこで解決を見せるか。この構成が定まっていれば、シンプルな絵でも十分に機能します。導線設計については
▶ 成果につながるランディングページの作り方もあわせてご覧ください。
社内向けの用途も見落とせません。手順書や規程の要点を数コマにまとめると、読まれずに終わっていた資料が機能し始めます。読み手が現場の従業員である以上、凝った絵よりも一目で内容がつかめる構成が優先されます。
量産が通用しなくなっている現実
参入障壁が下がった結果、似た作品が短期間に大量に出る状況が生まれました。プラットフォーム側も低品質な量産への対応を強めており、数で押す方法は成立しにくくなっています。
残るのは、独自の題材、一貫した世界観、読者との関係づくりといった、AIでは代替しにくい部分です。制作が速くなったぶんの時間を、企画と改善に回せるかどうかが分かれ目になります。
現時点の限界と向き合い方
できることが増えた一方で、苦手な領域もはっきりしています。期待値を正しく持っておくと、無駄な試行錯誤を減らせます。
苦手な描写と長編での一貫性
- 手指の本数や形状が崩れることがある
- 画像内の日本語文字が正確に描けない
- 複数人物が絡む複雑な構図やアクションの表現
- 長編で設定や背景を維持し続けること
- 微妙な表情の変化による心理描写
崩れやすい部分は、生成に頼らず修正する前提で工程を組んでください。手が写らない構図を選ぶ、文字は後載せにするといった回避策で、多くは対処できます。
受け取られ方への配慮
AI生成物への受け止め方は人によって大きく異なります。作品の性質や発表の場によっては、AIを使った旨を明記しておくほうが摩擦を避けられる場面があります。反対に、明記が求められていない場でも隠す必要はありません。
企業として公開する場合は、方針を先に決めておくことが実務上の防御になります。使ったツール、制作過程、確認した内容を記録として残しておけば、問い合わせがあった際に説明できます。判断を現場任せにしないことが、いちばんの備えです。
| 【ご相談】漫画コンテンツの活用先までまとめて設計しますLP、SNS、動画、採用ページ。作った漫画をどこに置くかで、成果はまったく変わります。ホームページ制作からSNS運用まで一貫して対応できるため、制作と配信を分断せずに進められます。既存サイトの改善とあわせたご提案も可能です。 ▶ 活用方法について相談する(株式会社ネクストスケール) |
企業がAI漫画をマーケティングに使うには
個人の創作とは別に、事業の中で漫画表現を使う場合の考え方を整理します。目的が明確なぶん、判断はむしろシンプルになります。
どの接点に置くかを先に決める
作ってから置き場所を考えると、たいてい活かしきれません。LPの冒頭で課題を提示する、SNSで認知を取る、採用ページで社風を伝える。狙う接点によって、必要な尺も絵柄も変わります。
効果を測る指標も接点ごとに設定してください。滞在時間、保存数、応募数。何をもって成功とするかが決まっていれば、次の改善につながります。
1本作って終わりにせず、シリーズとして続ける前提で企画すると効果が積み上がります。同じキャラクターを使い回せば制作の手間は回を追うごとに下がり、読者側にも認識されやすくなります。
内製と外注の切り分け
定期的に出し続けるなら内製、単発で品質を優先するなら外注という切り分けが基本になります。内製の場合、担当者が生成AIの扱いに慣れているかどうかが立ち上がりの速度を決めます。
社内で制作できる状態を作りたい場合は、ツールの操作だけでなく、プロンプトの型づくりや権利面の判断基準までを含めた育成が必要です。研修の設計例は
▶ 法人向けAI研修の内容とカリキュラム例で紹介しています。
まとめ
AI漫画は、作画技能がなくても物語を形にできる手段として定着しました。制作の流れ自体は従来と変わらず、プロット、キャラクター設定、コマ割り、作画、仕上げという工程を踏みます。ツールは漫画特化、画像生成、文章生成、編集の4系統を工程ごとに使い分けるのが効率的です。
品質を分けるのは生成技術より運用の工夫です。参照画像でキャラクターを固定し、画風の指定をそろえ、画像内の文字は後から載せる。この3点を守るだけで、読める作品に近づきます。プロンプトを型として蓄積できるかどうかが、続けられるかを決めます。
公開や販売の段階では、類似性と依拠性という著作権の2要件、使用ツールの商用利用条件、販売先の申告ルールを順に確認してください。特定の作品名をプロンプトに入れない、制作過程を記録する。この2つを習慣にするだけで、避けられるリスクは大きく減ります。まずは4コマ1本を通して作り、どの工程に時間がかかるかを確かめるところから始めてみてください。
社外AI役員サービスご紹介資料
この資料でこんなことがわかります!
- 社外AI役員とは
- 支援内容
- 導入の進め方
- 導入実績・効果
\3ステップで簡単入力/
| 【ご相談】AI活用の第一歩を、専門チームと一緒に「何から着手すべきか分からない」という段階で問題ありません。現状をうかがったうえで、優先度の高いところから具体的な進め方をご提示します。AI研修、Webマーケティング、システム開発までワンストップで対応しています。 ▶ まずは無料でご相談ください(株式会社ネクストスケール) |
この記事の監修者
石丸真平
NEXTSCALE コンサルタント / AI活用・業務効率化支援
ワイヤー段階では、監修者名、肩書き、プロフィール本文、関連リンク、著者導線がどのように入るかを確認できる構成にしています。実装時には実際のプロフィール文や外部リンク、SNSアカウント情報などに差し替える想定です。

