DeeVid AIとは?できること・料金プランと無料枠の実態・商用利用と安全性を解説

SNS向けの短い動画や商品の紹介動画を、撮影せずに作りたい。そうした場面で候補に挙がるツールのひとつがDeeVid AIです。

一方で「怪しいのでは」という検索も多く見られます。 理由は運営元が分かりにくいことに加え、自動更新と返金不可という課金の条件にあります。

ここでは公式の日本語ページに記載されている内容をもとに、できること、料金と無料枠の実態、契約前に確認すべき条件、そして安全性をどう判断するかまでを整理します。

確認したいポイント結論詳細
DeeVid AIで何ができる?文章や画像から動画を作れるテキスト、画像、既存動画のいずれからも生成でき、広告やSNS向けの短い動画に向いている
無料でどこまで使える?初回20クレジットのみで透かし付き継続的な無料枠はなく、登録時の一度きり。設定によっては2本程度で使い切る計算になる
料金はいくらかかる?月10ドルから。表示はセール価格通常価格とセール価格が併記されており、記事によって金額が違うのはこの表示が理由
安全に使える?規約と課金条件の確認が前提になる返金不可や自動更新など、契約後に取り消せない条件が複数あるため事前の確認が要る

この記事でわかること

  • テキスト・画像・動画のいずれからも生成できる仕組みと主な機能
  • 無料で付与されるクレジットで実際に何本作れるのか
  • 3つの有料プランの構成と、表示価格の読み方
  • 返金や自動更新など、契約前に確認すべき条件
  • 安全性を自分で判断するための確認手順
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目次

DeeVid AIでできること

まず、どういうツールなのかを機能別に整理します。動画生成に加えて画像の生成にも対応している点が特徴です。

3つの入力方法

入力の形式が3通り用意されており、手元にある素材に応じて使い分けられます。

  • テキストから動画:文章で内容を指示して、映像を一から生成する
  • 画像から動画:静止画に動きを付けて映像にする
  • 動画から動画:既存の映像の作風や質感を変換する

このうち実務で使いやすいのは2つ目です。 手元にある商品写真を動かして短い広告クリップにする、といった用途は、素材がすでにあるぶん狙った結果に近づけやすくなります。

そのほかの機能

公式の料金ページには、全プラン共通の機能として次の内容が挙げられています。

  • 100種類以上の動画テンプレートとエフェクト
  • 複数の動画にまたがるキャラクターの一貫性の維持
  • 広告向けの動画、アバター、音楽の生成
  • 生成を速く済ませるモード

キャラクターの一貫性は、シリーズものの動画を作る場合に効いてきます。 同じ登場人物で複数本を作るとき、毎回顔つきが変わってしまう問題を抑えられる機能です。

日本語での使い勝手

画面は日本語表示に対応しています。指示についても、簡単な内容であれば日本語で通ります。

ただし、細かい構図や質感まで指定したい場合は、英語で書いたほうが解釈が安定する傾向があります。 思った結果が出ないときは、同じ内容を英語にして試すと切り分けができます。

他の動画生成ツールとの位置づけ

動画を生成できるツールは複数あり、性格が分かれています。大きくは、人物が話す動画に強いものと、映像そのものを作ることに強いものの2系統です。

DeeVid AIは後者にあたります。台本を読み上げるアバター動画を作りたいのであれば、その用途に特化したツールのほうが向きます。逆に、商品や風景を動かした短い映像を量産したい場合はこちらの系統が合います。

どちらが必要かは、作りたい動画に人が出てくるかどうかで大きく分かれます。 ここを取り違えると、いくら試しても求める結果に届きません。

関連記事:HeyGenとは?できることと料金プラン・日本語対応・商用利用の注意点を解説

無料枠の実態

ここが最も誤解されやすい部分です。無料で使えると紹介されていますが、条件を正しく理解しておかないと期待と食い違います。

無料枠は登録時の一度きり

新規登録すると20クレジットが付与されます。公式には「約4本の動画」に相当すると案内されています。

重要なのは、これが毎月付与されるものではなく、登録時の一度きりだという点です。 使い切った後は、有料プランに移るかクレジットを購入しない限り生成できません。継続的に無料で使えるツールではありません。

実際には4本作れないことがある

公式の「約4本」は、最も軽い設定で生成した場合の理論値です。 実際に使ったレビューでは、20クレジットで2本程度という報告も見られます。

消費量は設定によって変わります。文章から動画を生成する標準的な操作で10クレジット前後を消費するという記録があり、この場合は2本で使い切る計算です。長さや解像度を上げれば、さらに消費は増えます。

試すときは、いきなり本命の内容を作らないでください。 最初の1本で設定と消費量の関係を確かめ、残りを本命に充てるほうが無駄がありません。

無料で作った動画には透かしが入る

公式のFAQに、無料利用者が生成した動画には透かしが入ると明記されています。有料プランに移行すると透かしのない動画になります。

つまり無料枠は、性能を確かめるための試用と割り切る必要があります。そのまま公開できる動画を作る用途には使えません。

限られた無料枠を有効に使う手順

20クレジットしかない以上、闇雲に試すと何も分からないまま終わります。次の順序で使うと、限られた回数でも判断材料が得られます。

  • 1本目:最も軽い設定で生成し、消費量と所要時間を記録する
  • 2本目:実際に作りたい内容に近いもので、品質が用途に足りるかを見る
  • 残り:日本語と英語で同じ内容を指示し、解釈の違いを確かめる

とくに1本目の記録は重要です。 表示されている「最大◯本」はあくまで理論値なので、自分の使い方だと1本あたり何クレジット必要かを把握しておかないと、有料プランの選定ができません。

関連記事:AI会話アプリの選び方|3つのタイプの違いと使い分け・利用時の注意点を解説

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料金プランの構成

有料プランは3段階です。公式の日本語ページに記載されている内容を整理します。

3つのプラン

それぞれの内容は次のとおりです。金額は月払いの場合の表示です。

  • Lite:月10ドル(通常14ドル)。月200クレジット、最大で動画40本または画像100枚。出力は720p
  • プロ:月25ドル(通常35ドル)。月600クレジット、最大で動画120本または画像300枚。出力は1080p
  • プレミアム:月119ドル(通常159ドル)。月3000クレジット、最大で動画600本または画像1500枚。1080pに加えて優先サポート

いずれのプランにも、透かしのない出力、非公開での作成、商用利用が含まれます。年払いを選ぶと割引が適用されます。

表示価格の読み方

注意したいのが、料金ページに通常価格とセール価格が併記されている点です。 解説記事によって金額が違うのは、執筆時点でどちらが表示されていたかの差によります。

セール表示が常時なのか期間限定なのかは明示されていないため、契約時に実際の請求額を確認してください。 米ドル建てのため、円換算では為替と海外取引手数料の分が上乗せされます。

必要なクレジット量を見積もる

プランを決める前に、自社に必要な量を計算しておくと過不足が起きにくくなります。手順は、月に作りたい本数と、1本あたりの設定を決めるだけです。

たとえば標準的な設定で10クレジット前後を消費するなら、月20本を作るには200クレジットが必要という計算になります。ここに、作り直しの分を上乗せしてください。

動画生成は一度で狙いどおりになることのほうが少ない領域です。 実際には計算値の2倍から3倍を見込んでおくと、月の途中で止まる事態を避けられます。1本を仕上げるのに3回から5回作り直すという前提で考えるのが現実的です。

プランの選び方

動画の本数で見ると、Liteで月40本、プロで月120本が上限の目安です。SNS向けに週1本程度なら最下位のプランで足り、広告のA/Bテストのように大量に作るなら上位が必要になります。

ただし本数の表示は、これも軽い設定での理論値と考えたほうが安全です。長い動画や高い解像度を使えば、実際に作れる本数は表示より減ります。

各プランの内容はDeeVid AI公式の料金ページに記載されています。価格と条件は変更されるため、契約前には必ず最新の表示を確認してください。

契約前に確認すべき条件

金額よりも先に確認しておきたい条件があります。いずれも公式のFAQに記載されている内容です。

返金は認められていない

公式のFAQには、返金や交換は許可されていないと明記されています。 使ってみて合わなかった場合でも、支払った分は戻りません。

年払いを選べば月あたりの単価は下がりますが、その分だけ判断を誤ったときの損失は大きくなります。まずは月払いで試し、継続すると決めてから年払いへ切り替えるのが無難です。

すべてのプランが自動更新される

公式のFAQによれば、現在のプランはすべて自動更新の方式です。自動更新なしで1か月だけ契約することはできません。

解約自体はいつでも可能で、アカウントページから手続きできます。 解約後は現在の請求サイクルの終了時に停止し、それまでは残りのクレジットを使えます。

この仕組み自体は一般的ですが、返金がないことと組み合わさると、更新日を忘れた場合の影響が大きくなります。 契約したら更新日を控えておいてください。

クレジットには二重の期限がある

見落としやすいのがこの点です。公式には、クレジットは購入日から1年間有効と記載されています。ただし同時に、プランの有効期限が切れると利用できなくなるとも書かれています。

つまり、1年の有効期限が残っていても、プランを解約して期限が切れればクレジットは使えません。まとめてクレジットを買っておく、という運用は成立しにくい設計です。

なお、上位プランへ変更した場合は即時に反映され、元のプランの未使用クレジットは新しいプランへ引き継がれると案内されています。

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安全性をどう判断するか

「怪しい」という検索が出てくる理由と、自分で判断するための材料を整理します。

疑問が出やすい理由

評判を調べていくと、疑いの声の多くは詐欺かどうかではなく、課金の仕組みに向けられていることが分かります。 自動更新であること、返金がないこと、クレジットの消費が想定より速いことが、不信感につながっています。

加えて、日本語の解説記事の間で運営元の説明が食い違っている点も、分かりにくさを増しています。登記されている法人の所在地と、規約が定める準拠法が別に説明されているケースがあり、統一した記述になっていません。

自分で確認する手順

第三者の記事を読み比べるより、公式サイトで直接確認するほうが確実です。次の項目を順に見てください。

  • フッターに利用規約、プライバシーポリシー、返金ポリシーが揃っているか
  • 運営者の名称と所在地が記載されているか
  • 入力したデータの扱いと保存期間が説明されているか
  • 問い合わせ先が明示されているか
  • 解約とアカウント削除の手順が案内されているか

このうち、入力データの扱いは特に重要です。 商品の写真や社内の映像を読み込ませる可能性がある以上、それがどう保管され、学習に使われるのかは確認しておく必要があります。

加えて、生成した動画が他の利用者に見える形で公開される仕様になっていないかも確認してください。有料プランには非公開での作成が含まれると記載されていますが、裏を返せば無料の段階では扱いが異なる可能性があります。

未発表の商品を写した画像や、社外に出していない映像を無料枠で試すのは避けたほうが無難です。試すのであれば、公開しても問題のない素材から始めてください。

関連記事:AIの使い分けはどう決める?陳腐化しない3つの判断軸と社内で定着させる方法

商用利用について

公式のFAQには、生成した動画を広告やSNSでのマーケティング、販促コンテンツに使えると記載されています。有料プランには商用利用が含まれると明示されています。

ただし公式自身も、詳細は利用規約を確認するよう案内しています。顧客への納品物として使う、商品に組み込むといった使い方を想定している場合は、規約の該当箇所を読んだうえで判断してください。

業務で使う場合の判断

最後に、会社として使うかどうかの判断材料を整理します。

向いている用途

短くて、量が必要で、差し替えが前提の動画に向いています。 具体的には次のような場面です。

  • SNS向けの短い動画を継続的に出す
  • 商品写真から広告用のクリップを作る
  • 複数のパターンを作って反応を比べる
  • 企画段階でイメージを共有するための試作

逆に、正確さが求められる説明動画や、長い尺の制作物には向きません。生成される映像は毎回変わるため、同じものを再現したい用途とは相性がよくありません。

狙った映像に近づけるこつ

生成される映像は毎回変わるため、指示の書き方で結果が大きく動きます。次の要素を分けて書くと安定しやすくなります。

  • 何が映るか:被写体と、その状態や動作
  • カメラの動き:寄る、引く、横に流す、固定する
  • 雰囲気:時間帯、光の当たり方、色調
  • 表現の種類:実写風、アニメ風、質感の指定

とくに効くのがカメラの動きの指定です。 何も指定しないと動きが乏しい映像になりやすく、逆に動きを指定すると映像らしさが出ます。

うまくいった指示は控えておいてください。同じ雰囲気で追加の動画を作るとき、一から考え直さずに済みます。クレジットを消費する以上、試行錯誤の回数を減らすこと自体が費用の節約になります。

会社で使うなら決めておくこと

導入する場合は、次の3点を先に決めておくと運用が安定します。

  • 誰が契約し、誰が支払うのか。個人のカードでの立て替えを避ける
  • 読み込ませてよい素材の範囲。未公開の商品画像を含めてよいか
  • 公開前に誰が確認するのか

特に1つ目は重要です。 自動更新で返金がない条件のサービスを個人契約のまま業務で使うと、担当者が変わったときに解約も引き継ぎもできなくなります。

なお、独立行政法人情報処理推進機構が公表した情報セキュリティ10大脅威 2026では、「AIの利用をめぐるサイバーリスク」が初めて候補となり、組織向けの脅威として3位にランクインしました。AIへの理解不足による意図しない情報漏えいや権利侵害が、想定されるものとして挙げられています。

関連記事:AI研修とは 目的・種類・費用・助成金から失敗しない選び方まで【2026年版】

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まとめ

DeeVid AIは、テキスト、画像、既存動画のいずれからも動画を生成できるツールです。テンプレートやエフェクトが揃っており、SNS向けの短い動画や商品の広告クリップを量産する用途に向いています。

無料枠は登録時の20クレジットのみで、毎月付与されるものではありません。 公式には約4本と案内されていますが、設定によっては2本程度で使い切ります。無料で作った動画には透かしが入るため、試用と割り切る必要があります。

有料プランは月10ドルからで、いずれも商用利用が含まれます。ただし返金は認められておらず、全プランが自動更新、クレジットにはプラン期限という制約もあります。 金額よりも先にこれらの条件を確認し、月払いで試してから継続を判断してください。

関連記事:AI画像生成サイトの無料・登録不要はどこまで本当?選び方と商用利用の注意点を解説

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この記事の監修者

石丸真平

石丸真平

NEXTSCALE コンサルタント / AI活用・業務効率化支援

NEXTSCALEのコンサルタントとして、生成AI活用、業務効率化、DX推進に関する支援を担当する想定のプロフィールエリアです。業務整理からツール選定、導入設計、社内定着までを一気通貫で支援する人物紹介として使用します。

ワイヤー段階では、監修者名、肩書き、プロフィール本文、関連リンク、著者導線がどのように入るかを確認できる構成にしています。実装時には実際のプロフィール文や外部リンク、SNSアカウント情報などに差し替える想定です。
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